DockerコンテナでFlaskを起動しブラウザで確認

概要

DockerコンテナでFlaskを起動して、ブラウザで確認を行います。

環境

MacOS 10.14.1
Docker for Mac 2.0.0.0-mac78
Docker Engine 18.09.0
Python 3.7.1

Pythonのインストール・環境構築はこちら
Docker、Docker for Mac のインストール・環境構築はこちら

ディレクトリ構成

ディレクトリ構成はシンプルで、Dockerコンテナの構成内容をまとめて記述した Dockerfile と、Python のプログラムが記述された app.py の2ファイルです。

flask/
  ├ Dockerfile
  └ app.py

ソース

Dockerfile

# ベースイメージに python v3.7 を使用
FROM python:3.7

# RUN, CMD コマンドで使われる作業ディレクトリの指定
WORKDIR /app

# カレントディレクトリをコンテナ上の ｢/app｣ にコピー
COPY . /app

# Flaskのインストール
RUN pip install Flask

# コンテナ起動時に実行されるコマンド
CMD ["python", "app.py"]

app.py

from flask import Flask

app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello():
 return "Hello World"

if __name__ == "__main__":
 app.run(host='0.0.0.0')

Dockerイメージのビルド

dockerコマンドでDockerfileからdockerイメージのビルドを行います。

$ docker build -t flask .

Dockerイメージの実行

dockerコマンドでdockerイメージの実行を行います。

$ docker run -d -p 80:5000 flask:latest

ブラウザ確認

ブラウザからhttp://localhostに接続して”Hello World”が表示されれば成功です！